思い出の一本 ( )y−o O O
- 142 名前:名無しは20歳になってから 投稿日:03/01/21 04:53
- 風もなく、良い天気だった日に、オヤジが死んだ。
丁度俺の愛用のタバコだったセッタがなかったので、オヤジが好きだったキャビンのスパマイを買ってきた。
オヤジがタバコに火をつけようとしたときに、よくライターの火を吹き消してイタズラした思い出が蘇る。
スパマイを吸おうと思い、ライターに火をつけたら、とつぜん風が吹いた。オヤジがタバコの火を吹き消した気がした。
気がしたんじゃなく、たぶんそうなのだろう。