恋人・家族を突然失った人



460 :1 :03/03/23 13:42 id:oPrPdTEB
下の子をなくしました。
私は買い物に出てました。
夫は休日で、家で息子二人を見ていてくれてました。

夫に急に仕事の電話が入り、私の帰宅も間近だったので、夫は仕事へ出かけました。
子供たちは夫を見送るために玄関先に出てきて、そのまま私が帰宅するのを待つため外で遊んでいたようです。

住宅地で、玄関先でご近所の子供たちと遊んでたそのとき、
うちの隣家のご主人が車で帰宅したそうです。
車庫入れのとき、子供たちは車よけるように左右にわかれたそうです。

下の子は、兄と反対側によけてしまって、落ち着かなかったのか、
車庫入れの途中の車の後ろを通って、兄のもとへ駆け寄ろうとしたそうです。

車は、鈍い音と振動を感じたそうですが、
また車庫の荷物にぶつけたかな?と、ブレーキを踏むことなく
そのままバックを続けたそうです。
ぶつかって倒れた下の子の頭を、そのまま踏みつけた。



461 :2 :03/03/23 13:46 id:oPrPdTEB
顔はきれいでした。
タイヤ跡はきれいに化粧してくれました。
でも、目を開けることはもうないです。

隣家にはうちとまったく同い年のお子さんがいます。
子供同士も、私と隣家の奥さんも、格別仲良しでした。
子供たちは同じ小学校です。

うちか、あちらかが引っ越さねばならないと思います。
加害者になった奥さんの狼狽振りを、ぼんやりと他人事として同情しながら見る自分もいます。
でも、おとなりさんともう同じ空気を吸いたくない。

弟の事故を、目の当たりにした上の子は、私を慰めるように
「僕は元気だから、おかあさんご飯作り手をぬいちゃやだよ」
とおどけていってくれます。

私も家事をこなせるように元気になってきました。
一人っ子では寂しいので、また子供を作ろうと夫と話し始めました。

夫は、あの日自分が仕事に出なければ、
と、深く悔やんでいるようです。
今も夜うなされています。

あの子が生きた6年間を大事にして、次を踏み出さなくちゃ。
上のこのためにも。

そうあせって空回りする私と夫がいます。
上の子の、屈託無い笑顔に私たちが勇気付けられています。
私たちが、しっかり上の子を守って
ケアしてあげなきゃいけないのに。。。