たまにゃ家族で



483 :呑んべぇさん :2005/06/30(木) 23:06:22
私は進学(+)就職で地元を離れ12年。年に2〜3回帰省
(年末&年始・GW・盆・など)

去年の暮れ、単身赴任(出稼ぎ)中の父が実家に帰省。
私と落ち合い「一緒に実家に帰ろう」と言うことになった。
長距離移動は大変だと思い「泊まっていって」とお願い(w

夕食がてら私の行きつけの、フードが充実しているBARへ
昭和13年生まれの父と、初めて二人での外食(?)だと思う。
良くも悪くも「酒好き」の血を引いた私
マスターと軽く挨拶を交わした後、
二人の会話。

30歳目前にして結婚予定無し。
付き合っている彼は×1…
心配ばかり掛けているうえに、臑っかじりの私が
初めて「奢った」日です。



486 :呑んべぇさん :2005/07/01(金) 10:13:36
この時、1年半位付き合っている彼が×1だと話した。 
今まで一度も「ダメ」とか「やめろ」と言った事が無い父だったから
いつものように

「お前の好きなようにやれ」

と言ってくれると思ってた。実際は 

「考え直せないのか?」 

でした。。。 この後は、話題を変えてゆったりと飲んでいたと思う。

一緒に実家へ帰り、年越しの晩。
紅白が始まる頃には二人してすっかり酔っぱらいになってた。(母は呑めないので)
それから父が 
ぽつり、
ポツリ と話し出した。

「お前は、俺が年いってから(37歳の時)の娘で嬉しかった。
 可愛かったしな(w 
 贅沢はさせられなかったけど大切に育てたつもりだし・・・
 学生の頃のタバコや酒も許した。
 化粧や耳に穴を(ピアス)開けた時だって・・・
 親に迷惑がかからない範囲、
 お前自身で決めたルールを信じてたからな・・・
 でも、
 結婚は違う。
 俺はそぅ思う・・・
 古い人間の考えかもしれないけど、
 賛成できない・・・」と。。。

私が帰る日の朝、駅まで送ってもらう車の中で父が、
「言いたい事言ったらすっきりした。『お前の好きなようにやれ』」

と言ってくれた。
私は「うん」と、うなずく事しか出来なかった。
帰りの高速バスの中で毛布をかぶり、
声を殺して泣いた。