【吐くほど】一番辛い思い出【泣いた日】



83 :可愛い奥様 :05/03/17 22:02:13 id:nvNG4V7N
母は、父を信頼しきって生きてきました。身体の弱かった彼女は
当然、自分が先に逝くと信じて、一生自分は守られると信じて生きてきました。

が、現実は反対でした。父が末期癌だと解ったとき、彼女は現実を受け止められ
ませんでした。病院にも来ることはなく、現実逃避に走りました。

一人娘の自分は、会社に行き早退し帰宅して、お風呂に入り、病院にいき
夜通し父に付き添い、出勤する日を繰り返しました。

そうして、大好きな父が亡くなる時も。母は居ませんでした。
父亡き後、一年足らずで、母も不治の病を宣告され、また夜通しの病院通いが
始まりました。

結局、母の死に目には会えませんでした。
独身だし、バイトだし・・・・今仕事辞めたら・・・・・て。

その後、結婚して・・・・母の気持ちが解りました。
兄弟も親戚も居ない状態で暮らして、自分も病気をしたり
色んなコト経験して。

旦那ってこんなに大事だったなんて。。。
ママ、あの時責めてごめんね。結婚ってこんなに素敵なんだね。

今も体調良くないケド、すごい幸せだよ。
きっと、空から見てるよね。