育児板・泣いた話



889 名前:名無しの心子知らず 投稿日:02/09/09 14:02 id:dEM51N/C
長野生まれの私は4歳の時に祖父を亡くしました。
豪雪地帯に住んでいたので祖父とはよく雪だるまを作って遊んでいました。
祖父が亡くなったのは冬の日。
お墓に埋葬する時も雪がものすごく積もっていたそうです。
寒い中一人でお墓に入る祖父が可哀想で私は小さな雪だるまを沢山作って
「おじいちゃんが寂しくないように」と供えたそうです。

そんな私も娘を産み、その子が5歳になったこの前の冬、祖母が亡くなりました。
娘を連れて埋葬に立ち会っている時、
ふと見ると娘が懸命に雪だるまを作っていました。
「おばあちゃん寒くて寂しいからお友達作ってあげるの」と
言って小さな手で雪だまを作りつづける姿が、話にだけ聞いた記憶にもない
自分の姿とオーバーラップして、思わず娘を抱いて泣いてしまいました。