天国の愛犬愛猫へ 3
- 441 :わんにゃん@名無しさん :03/11/21 22:03 id:S7vqxNGe
- おまえが骨になっちゃってさ・・
家に帰る車の中で、おまえを抱きしめながら泣いた。
ついさっきまでおまえをくるんでた毛布からはおまえの匂いがした。
臭くってさぁ・・でも大好きな匂い・・
この匂いがある限り、おまえを感じてられるって思ったよ。
・・・あっという間だったよ。うちからおまえの匂いが消えちゃうの。
こんなにもすぐに消えちゃうなんてね。
だけどさー、忘れてないよ。おまえの匂い。
探してももう見つからないかもしれないけどさ。
でも、絶対忘れないよ。忘れられないよ。
何もしてやれなかった。
自分のことに精一杯で満足させてやれなかった。
おまえの苦しみを何もわかってなかった。
今なら・・・一時も離れず、他の何もかも捨てて
そばにいてやれるのに・・いなくなってから気づくなんてね。
唯一、ダメな自分には上出来だって思ったのは、
おまえの心臓が止まるとき、「ありがとう」って言えたこと。
初めてだったよ。心の底から、悲しいこと理不尽なことを超えて
素直にありがとうって言えたのって。
おまえが教えてくれたこと・・
素直になるのって、理屈じゃないんだよな。
頑張るよ。強くなるよ。諦めないよ。
また、素直になれるように、生きるからな。