実話にまさるものなし 13杯目の金曜日
- 130 :名無し職人 :04/08/02 16:53
- 彼女にプロポーズしようと思うんだが報告いるか?
- 138 :名無し職人 :04/08/03 07:54
- プロポーズ成功したら報告してくれ
失敗しても出来れば結果だけでもいいから報告して欲しい
でも精神的にそれどこじゃなかったらホント何にもしなくていいからな、ホントに
なんか口調が偉そうになってしまったがまあ、気にしないでくれ
- 139 :130 :04/08/03 08:33
- うっす 今日する ガンガってみる
- 157 :名無し職人 :04/08/03 22:29
- >155
結婚って同じ価値観を持っ同士が同じ夢の実現の為
お互いに家庭という、言わば企業を共同経営し、互いに責任分担しながら
自分の長所を伸ばし、短所を庇い合いましょう。 と言うものでしょう。
そんなにガチガチになるの? リラックスしてよ!声が震えたら
後の後まで語り草になるから、 よし 明日だ!!
- 158 :名無し職人 :04/08/03 22:32
- >>155 一緒に寝てるってことはヤることはヤってんだろ?
そこまでの関係になってんのになんでプロポーズ躊躇うかな?
イったれイったれぇー!彼女もたぶん待ってるハズだぞっ!!
- 161 :名無し職人 :04/08/03 23:22
- >>155
ガンバレ!
彼女と話してるとき、何気なく考えてみろよ。
なんで、彼女と結婚したいかってYO。
手前勝手な考えなら、やめとけ。
でも、そうでないなら、そのままを正直に話せばいいんじゃないか?
最後に、ストレートにケコーンしようって、くっつけてればよし。
かっこいい、プロポーズなんて、ドラマだけさw
- 208 :いくぢなし130 :04/08/05 21:32
- なんか待ってた人がいるようなんで一応報告すんね
え〜・・・皆様の予想通り昨日も失敗
あれなんでだろうね 何年も一緒にいるのにいざって時に言葉でないのな
ほんと喉になんか詰まってるみたいに肝心の言葉がでない
他のどうでもイイ馬鹿話はポンポン出てくるのに
んで、しょうもないシモネタ飛ばして怒られて、言い出す雰囲気じゃなくなって
結局そのまま寝た 明日こそ頑張ろうって誓って
・・・で、今日なわけだが・・・
頭では言おう言おうと思ってるのに体の方は朝から熱心に部屋の掃除したり
仕事から帰ってくればバイクいじったり、新作ビデオ借りにいったり・・・
そんなこんなでこんな時間になってしもうた
マスターアンドコマンダーおもろかったです
もう寝るぽ 明日こそ頑張ろうと思う
- 209 :名無し職人 :04/08/05 21:49
- >>208
失敗って、まだスタートラインにも立ってないんじゃないの?
断られた時に初めて「失敗」という言葉を使え。
- 604 :いくぢなし130 :04/08/22 18:06
- 色々あって報告が遅れたことにまずスマソ。
文章苦手なんでガイドラインに頼らせて貰った。
がんばれと言ってくれた人アリガトウ。
ウザがった人、これで最後だから勘弁してくれ。
それでは最終報告。
ヤバイ。プロポーズヤバイ。
まじでヤバイよ、マジヤバイ。
何より言い出す前から過呼吸気味の俺ヤバイ。
彼女「大丈夫?」とか心配してくれてる。スマンこんな時まで・・・。
まず緊張。もう緊張なんてもんじゃない。超緊張。心臓64ビートぐらいで高鳴ってる。ホント死ぬかも。
緊張とかっても
「彼女に初告白したとき」
とか、もう、そういうレベル超えた。
アレより緊張するコトなんて俺の人生に無いと高くくってた。甘かった。
何しろ「結婚してくれ」って言う。同棲5年以上経ってようやく。
5年ありゃ赤子も喋って走り回るようになってる。
で、言った。意を決して。
ガチガチに緊張して。
彼女の正面に座って。
目を見据えて。
出来るだけ思いこめて。
俺と結婚してくれ
これ以上セリフ長いと噛む恐れがあった。それは避けたかった。
だからシンプルに、でも思いはありったけ込めて言った。
彼女ビックリしてた。目がまん丸だった。余裕で円周率計れちゃうくらい。でもすぐにブスくれた顔になった。
で、彼女の返事は「やだ」。 以上。
それっきり。おまけにそっぽ向いてTV見始める始末。
ちょっと待て。
断られる理由は山のように思い当たるがひらがな2文字で済ませるヤツがあるか。話のわからんヤツだ。
けどそっからヤバイ。
彼女泣いてる。泣きまくり。
TV見るふりして俺から顔背けて泣いてる。
しかも尋常じゃない泣き方。ヤバすぎ。
- 605 :いくぢなし130 :04/08/22 18:07
- でも俺なんにもできない。
状況が理解不能で固まってるしかできない。我ながら不甲斐ない。
一頻り泣いたら彼女トンデモない事言い出す。
「私、赤ちゃん産めない」
このセリフ聞いて何が出来るか?
テレビドラマの主役なら格好いいこと言えるかもしれない。でも俺には無理だった。
だって俺はブラウン管の外に生きてる人だから。
「は」と「へ」の中間みたいな「へぁ?」って声しか出てこない。たぶんスゲェアホ面だった。
未だ固まってる俺に彼女が語る。
昔、子宮の病気したこと。
手術で命は無事だったけど子供産めなくなったこと。
辛かったその後のこと。
毎日泣いて過ごしたこと。
俺に出会ったこと。
俺に事実を知られるのが怖かったこと。
隠し続けるのが辛かったこと。
彼女のお腹に手術跡があるのは知ってた。胃潰瘍の手術だって言葉を馬鹿正直に信じてた。
「おまえにストレスなんてあんのかよ?」なんて軽口言っちゃってた。ヤバイ俺超最低だ。
俺がプロポーズでモンモンしてた以上に、彼女は長い間、心に悲しみを隠してた。
ヤバイそんなの。俺は5年どころか5分だって耐えられない。
でも彼女はそんなこと全然表に出さなかった。
笑ったり怒ったり寝てたり普通に暮らしてるように見えた。凄い。ヤバイ。
実はこの時点でまだ俺は固まってる。
というか正座して聞いてた。
喋ってるの彼女ばっかり。
俺なんの言葉もかけてない。ヤバイ。最低。
そんな俺を今度は彼女が泣きはらした目で見据える。
「こんな私でも結婚したい?」
物凄い怖い目だった。
とっても悲しい目だった。
俺は何も言えなかった。
まったく不甲斐ない声帯だ。こんな時まで言葉が出ない。
だから力一杯、激しく、
プロポーズの言葉以上に思いを込めて首を振った。
縦に、上下に、 この勢いで石油掘ったら日本の燃料事情解消できるんじゃないかってくらい思いっきりブンブン振った。
端から見るとバカみたいだが不甲斐なくて情けなくて意気地なしな俺にはこんな返事しかできなかった。
そんな俺に抱きついて泣いてる彼女スゴイ。
そんな彼女に「一緒に頑張ろう」とか芸の無いこと言ってる俺ヤバイ。
超がんばろう。
今日から重荷は二人で分けあえるから超がんばろう。
おまえを泣かせるのは今日で最後にするって誓うから。